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アトリエ5号星地区

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詩とことば

ここでは、シルフちゃんの大好きな詩人たちの詩と
感銘を受けたことばを記し、皆さんにもお知らせしちゃいます。

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『汚れっちまった悲しみに…』 
              中原中也

汚れっちまった悲しみに…
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れっちまった悲しみは
たとえば狐の革衣
汚れっちまった悲しみは
小雪のかかってちぢこまる

汚れっちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れっちまった悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れっちまった悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れっちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる…

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30歳の若さで夭折した詩人だけれど、好きですねぇ。最後のほうが特にいい。
あ~あ。シルフちゃん。本日も、なすところなく日は暮れるのでした。(^J^)

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■「空白」の定義

岐阜にある『養老天命反転地』なんかで有名な
荒川修作(現代美術家)の本『Space as Intention』より

『空白(ブランク)の定義』について

「空白」は開かれているという意味で、何にもまして特定されない与件である。
「空白」は分化されないが、存在するものである。だから無ではない。
「空白」はたまることができる。だから空虚ではない。
「空白」は独自の作用を持つものらしい。したがって「空白」そのものは白紙ではない。
「空白」は空(から)を埋めるものである。
「空白」は真空を引き寄せ、養いはするだろうが、真空と一致はしない。

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な~んにもアイデアが浮かばんかったり、人生を憂う貴方。
「空白」の時間を過ごすのも悪くないかも知れませんよ…。
ふっふっふ。(^J^)


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